小学校受験について、よくこんなことを聞かれます。いつから準備すればいいですか？
お受験専門の塾に入れて厳しく指導していただいた方が合格しますか？などｅｔｃ. 本来小学校受験は中学受験と違いまず、親子で取り組むものです。
もちろん、お受験のそれなりのお勉強やこつはあります。でもそれ以上に大切なことは、
どれだけ自分の子供の性格や本質を理解しているか、そして御家庭でのしつけと言っても
いい過ぎではないと考えています。
お勉強は、学習すればみなさん出来るようになります。大事なのは、興味をもち楽しく集中して
取り組めるかどうか、そして御家庭でのきまりやルールがきちんとあるのか、守れているか？
合格の鍵はここにあると毎年お受験で合格するお子さんたちを見て思う事です。
毎年、椙山小 名進研小 南山小 附属小 と合格することができています。
このお子さん達も、あゆみ教室をお勉強の教室というより楽しく遊べるお教室と思って
来ているとお母様方からお聞きします。
そのお話をお聞きするたびに嬉しく思っています。私の目標はそこですから。
本来はお勉強は楽しくないものと思いがちですが、できる喜びや知る事の楽しさを
子どもたちが感じてくれる事がなによりの成果だと思っています。
苦手について
レッスンの内容の中でよくできないものについて、お母様方が「うちの子は～が苦手で」
とおっしゃいます。確かにお子さんによって得意不得意な物はありますが、なんども繰り返す
うちにそれができるようになると得意に変わってきます。お子さんに、あなたはこれが苦手
と断言してしまうと、お子さんは自信をなくし出来ないと思いこんで苦手意識をもってしまいます
これが一番まずいことです。
できないことも、できるようになると自信になり他の事もなんだかできるようになった気分に
なるのが子どもというものです。
平成２７年
今年の南山小学校のお話の記憶のなかで、お月さまのお話が出ていたようですが
お月さまのよびかたを形によって、満月だったり三日月と言う言い方をするということを
知っていないと、なかなかわからない問題ですね。
あゆみ幼児教室では、間違いさがしの時にこの問題が出てきました。
子どもたちは、左の絵と右の絵とどう違うかをお口で説明してもらいます。
その時に、左の絵は満月で右の絵は三日月ですという言葉が出るおこさんは、
お一人いるかいないかです。ほとんどのお子さんは丸いと言う表現とバナナの形もしくは
細い月などといいます。お子さんだから、満月や三日月と言う言い方をしらなくていいのではなくこう言う言い方もあるんだよとお話するのもお受験では大切なことだと思います。